Australian Market Report of July 30, 2010
Sydney, 2010年7月30日, AEST (ABN Newswire) - オーストラリア株式市場は、金曜日、金融、エネルギー及び資源部門に先導され、低値で開始された。昨晩、米国市場が損失を伴う変動の多い立会いで終了し、公益企業及び消費者企業の落胆的な収益と一群の強気の収益報告との間で、投資家は揺れ動いた。
経済最前線では、オーストラリア準備銀行が、6月の民営部門の信用貸しデータを発表した。
前半におけるオーストラリアS&P/ASX200基準指数は0.93%、全株式指数は0.9%下落した。
企業ニュース
Energy Resource of Australia(ASX:ERA)は、2010年6月30日までの6ヶ月の純益が、昨年前半期の1億2755万豪ドルから82%減の2268万豪ドルと発表した。ERAによると、ウラニウム市場は、特にカザフキスタンにおいての生産増加により、公益事業が保持していた十分な在庫適用で短期に十分に供給された。その上、世界経済危機により、中国以外の奥地の原子炉の建設が遅延された。しかし、長期では二次的な供給が減少し、新規の高価格の一次供給をもたらし、特に中国からの需要の拡大により、スポット価格と定期価格は、上昇する見込みである。
Macquarie Group(ASX:MQG)は、2010年6月四半期の収益は、抑制された2009年6月四半期に比較して、わずかに有利であると今日発表した。脆弱な世界市場状態が、前四半期に比較して、2010年6月四半期結果は、Macquarie Securities、Macquarie Capital and Fixed Income, Currencies and Commoditiesの収益減に起因する。しかし、法人及び資産融資部門の業務では、Macquarie Funds、銀行、金融サービスの2010年度の結果が増収すると期待されていた。中期では、Macquarieは、奥深い専門性、世界市場でのシェアの成長、多様性と効率の良いリスクマネジメント文化の強みにより、良い位置を続けるとMacquarie会長、ニコラス ムーアは語った。
GrainCorp Limited(ASX:GNC)及びAWB(ASX:AWB)は、合併実施行為に入り、GrainCorpはAWBと合併し、統合した市場資本20億豪ドルのオーストラリア最大の多角農業関連産業を形成すると今日発表した。合併後は、穀類、販売、肥料及び家畜部門を運営し、また世界第4の商業モルトの生産者になる。GrainCorpは、AWB株主に、AWB5.75株に対してGrainCorp1株を発行する。合併後の会社は、GrainCorpの株主が58%、AWBの株主が42%を保持する。
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